運命性に魅せられて


佐藤勝利くんの魅力のひとつは、その運命性にあると思う。


ひとつは、センターである、という運命。

わたしが初めて佐藤勝利を知ったのは、Sexy Zoneのデビューを伝えるWSだった。中学3年生の15歳の少年がセンターに大抜擢された、と。
絶世の美少年だと思った。

しかし、トーク面でリードしていたのは健人くんと風磨くんだし、Sexy Zoneを歌う姿を見ても、センターの超絶美少年は細くて体の動きも小さくて、どうも情けなく見えた。

ただ、目がとても良かった。目ヂカラが別格だった。その瞳はキラキラしていた。この子はきっとスターになるんだ、と思った。


デビューから2年ほど経っても、センターの超絶美少年はやはりまだどこか頼りなかった。

だけど、Sexy Zoneを見ているうちに、「佐藤勝利はセンターにふさわしいか」ということは問題ではなくなってきた。
佐藤勝利はセンターである」のだ。これはもう、そうであるからそうなのだ。誰にも揺るがすことのできない真理なのである。その真理こそSexy ZoneSexy Zoneたらしめてさえいるのだ。

佐藤勝利は、センターになるために努力する多くのアイドルとは違い、センターであることが先にあり、それからセンターにふさわしいアイドルへと成長していったのだ。

そして今の佐藤勝利は、間違いなくセンターに立つアイドルだ。

わたしがそれを確信したのは、彼のソロコンサートだった。
たくさんのJr.が出ている中で、彼が絶対的に帝王だった。誰もが彼の引き立て役にしかなれない。真ん中がこの上なく似合う人だと思った。前世も人を従える種類の人間だったんだろうな、なんて思ったりもした。素晴らしかった。
Sexy Zoneのセンターとしてデビューして約3年、頼りなかったセンターの超絶美少年は、絶対的なセンターへと成長していた。


Jr.歴も長くないまま15歳でセンターを任された重責は計り知れない。
それでも責任感が強く真っ直ぐな彼は、センターとしての自分を確立した。
今や、彼が立つ場所が絶対的に0番であり、ステージは無条件に彼を中心にして広がる。
常に、彼こそが帝王だ。

その宿命があるから前へと進む彼の生き方は、彼にしかできない。自らが背負った運命を果たそうとする真摯な彼だからこそわたしたちはその姿に魅了されるのだろう。



そしてもうひとつは、「佐藤勝利」という運命。

こんなに美しい名前を持って生まれて、その名を体現する輝かしい人生を生きている。
普通の人にこんな名前を背負って生きることはできない。

佐藤勝利という名前が、彼を佐藤勝利たらしめている。そんな華麗な生き方は、彼にしかできない。美しい名前を持って生まれ、かつその名に恥じない生き方をしてるからこそ、その名前と彼自身に、わたしたちは魅了されるのだろう。



Sexy Zoneのセンターであること、
佐藤勝利という名前に生まれたこと、
この運命を背負って、今、凛々しく立っている。…かっこよすぎる。

わたしはこれからも、彼の運命性に魅了されていくことだろう。





なんだか書いているうちにどんどん大げさで仰々しくなってしまいましたね…
とにかく!わたしは勝利くんがセンターであることにこだわります。勝利担になる前からです。健人くんの方が知名度あるとか知ってるけど、センターが勝利くんじゃないSexy Zoneなんておもしろくないっ!
それから、佐藤勝利っていう名前が大好きです。名前負けしない顔と生き方を持つところも含めて大好きです。かけ離れた世界の人なんだ、って痛感せしめてくれて大好きです。

というわけで、勝利くんが大好きだってお話でした。